2012年に大井の寺田新太郎厩舎からデビューし、南関東競馬を沸かせたソルテ。2016年のさきたま杯JppⅡをはじめ重賞10勝、さらには同年のかしわ記念JpnⅠでは2着と健闘し、当時の地方競馬を代表する存在として活躍しました。NARグランプリ2016 年度代表馬、4歳以上最優秀牡馬、最優秀短距離馬の三部門を受賞
主戦の吉原寛人騎手、金子正彦騎手を背に、スピードとパワーを兼ね備えた走りでファンを魅了してきました。どんなレースでも状況にも関わらず、真面目に一生懸命走り続けた馬。名前の由来であるポルトガル語の『幸運を招く』の通り、多くの人たちに幸せや夢、感動を届けてくれました。
あれから10年が経ち、ソルテは16歳になりました。現在は北海道の太平洋ナショナルスタッドさんで種牡馬生活を送っています。田村義徳場長に電話で伺うと、「今でも放牧地への行き帰りの時は、ソルテ自身がグイグイと引っ張っていくぐらい、ものすごく元気ですよ」と教えてくれました。
そんなソルテから嬉しい知らせが!!!昨年(2025年)4月24日、待望の子が誕生したそうです。母ローザレーヌの牡馬で、現在1歳。順調に成長しているそうです。「鹿毛の毛色や馬の特徴、ヤンチャに噛みついてくるような気の強い性格も、親子でよく似ています」とのこと。
今後については、「馴致や調教を進めていって、来年2歳になったら早い時期のデビューを目指したいと思っています。ソルテとそっくりなので、今から楽しみにしているところです」と期待を語ってくれました。ローザレーヌ2025は大井か船橋への入厩を予定。このまま無事に砂上を駆ける日が来ることを心待ちにしています。
なお、今年も田村場長の牧場で所有している繁殖牝馬に種付けを行う予定で、ソルテの血が未来へと受け継がれていきます。
*現在、太平洋ナショナルスタッドさんでは見学を行っていないそうなので、ご理解いただけますと幸いです。

高橋華代子(たかはしかよこ)
元NHK山形放送局キャスター。現在は南関東競馬を中心に取材活動中。
<掲載媒体>
・南関東競馬(南関魂)
・大井競馬
・WEBハロン
・サンケイスポーツ
・馬事通信
・東京馬主ニュース
・川崎競馬馬主協会ニュースなど